各病棟案内
Ward guidance

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回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリ病棟では、患者さん及びご家族と、医師、看護職員、リハビリスタッフ(PT、OT、ST)、医療ソーシャルワーカーなどがチームとなって、積極的な機能回復と在宅、職場復帰を目指します。

発症後早期から集中的・総合的なリハビリを、患者さまごとのリハビリ計画書に基づいて行っていきます。

また、退院に向けてケアマネージャーを中心とする在宅支援スタッフとの担当者会議などの連携をとり、必要時には家屋調査を行い福祉機器導入や家屋改修に対する支援を行います。

病棟生活が快適なものとなり、御自宅での生活を想定した練習の場となるよう病棟環境を工夫しています。

ベッド
全て高さ調節可能な電動ベッドで、基本動作が不自由な方でも起居や座位、立ち上がり動作が早期に可能になるよう支援します。
トイレ
各病室付近に広く清潔なシステムトイレを設置し、車椅子や歩行器等の機器の使用を行う方や、片麻痺のある方も麻痺の左右に関係なく御利用しやすい設計になっており、排泄自立を積極的に目指します。
廊下
幅広で両側に手すりが設置され、歩行補助具を使用する方や手すり歩行をされる方など、その方に最適な移動方法を病棟生活の中で生かしていけるよう、ゆとりある設計になっています。
浴室
座位や姿勢保持が困難な方のためには仰臥位で安全に利用できる機械浴を設置し、機能に応じて手すりや福祉機器を利用して個別で入浴できる浴室も設置しています。
洗面台
病室前の個別の場所と、廊下に面した複数設置の広い場所があり、自立した方がゆっくりと使用できる工夫と、介助を要する方ができるだけ自分で行いながら気兼ねなく支援を受けられる広いスペースが設けられており、歩行が不自由な方でも安全に利用できるようになっています。
デイルーム
病室の中央部には採光の良いデイルームがあり、食事やレクレーション、御家族や御面会の方との団欒など生活やコミュニケーションの場としてだけでなく、作業療法などリハビリテーションを行う場としても幅広く利用されています。
畳ルーム
病棟の合間には4畳ほどの畳間があり、自宅復帰時の畳生活の練習を行ったり、足をのばしたり、腰かけたりとくつろぎの場としても活用されています。

地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟とは

急性期治療を終了してもすぐに自宅や施設に退院するのは困難な患者さんに対し、診療・看護・リハビリテーション等を継続し、在宅復帰の支援をすることを目的とした病棟です。
また、在宅療養中の患者さんに入院が必要となった時は、在宅医からの依頼を受けて支援いたします。
医師や、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどが患者さんやご家族と協力して在宅復帰の準備を進めていきます。

対象となる方

  1. 急性期治療後の受け入れ
    急性期治療終了後の経過観察が必要な方
  2. 在宅復帰の支援
    ①退院に向けて一定期間継続したリハビリが必要な方
    ②自宅の環境整備や介護保険の申請・サービスの利用が必要な方
    ③有料老人ホームや介護老人福祉施設などへ入所予定の方
  3. 緊急時の受け入れ
    ①在宅介護中や施設からの緊急受け入れを要する方
    ②在宅療養中に「介護者の休養」の為の一時入院を必要とする方

※年齢や病気による区別は基本的にありません。

入院日数

最長60日ですが入院期間は病状により医師が決定します。

医療療養病棟

当病棟は44床の医療療養病棟です。
急性期の治療を終えた後も引き続き医療の必要性が高く、中、長期的なケアや病院での療養を必要とする方を対象とし、気管切開後や喀痰吸引が頻回、酸素吸入が必要、難病を持っている方など、主に医療区分2・3に該当される患者さんを医師の管理下で看護、介護、リハビリテーション等の必要な医療を受けることができる病棟です。
レスパイト入院も受け入れており自宅で介護を受けている方に入院して頂き、ご家族に少しでも介護休養をとって頂く事ができます。
行事、冠婚葬祭、介護者の体調不良、旅行など何らかの事情で一時的に在宅介護が困難になった場合に利用していただき、退院後はご自宅に戻り、再び介護を継続して頂く事ができます。
病棟スタッフは20代から60代と経験豊富なスタッフが在籍しており、幅広い意見や感性を生かし活気のある職場作りを心掛けています。
病院のそばには川が流れており、鯉や亀、シラサギなども観ることができます。又、福岡空港も近いので、飛行機の離発着も病室から眺めることができます。
毎月リハビリスタッフが中心となって季節を感じられるレクレーションも行っております。