健康運動教室を実施しました
2024年8月8日(木)東吉塚公民館で『はつらつ会』が行われ、健康運動指導講座を実施しました。東吉塚地域にお住まいの9名の方々にご参加いただきました。
今回は「認知症に対する食事と運動」というテーマで講演いたしました。講演の内容としては、初めに「認知症の概要」や「軽度認知障害」、「アルツハイマー型認知症と生活習慣の関係性」についてお話しをし、終盤は皆様と一緒に「座ってできるエアロビクス」を行いました。
現在、日本において「介護が必要となった原因」の第1位(2019年)は認知症となっています¹⁾。認知症のなかでも、アルツハイマー型認知症が最も多くなっており、アルツハイマ―型認知症の発症予防として毎日の食生活改善²⁾、運動習慣の定着³⁾が重要となっていることが報告されています。
今回の講話や運動内容を自宅で実践していただき、健康維持ならびに認知症予防に役立てて頂けたらと思います。
次回の健康教室は令和6年9月12日に実施予定となっております。
ご興味がありましたら当院のリハビリテーション科までご連絡ください。
連絡先:092-621-3706 リハビリテーション科
【参考文献】
1)杉山孝博(監修者),2022-09-22,「【要介護になる主な原因は?】要介護状態になりやすい病気や症状を徹底解説」,ベネッセスタイル ケア,(https://kaigo.benesse-style-care.co.jp/article/knowledge/disease,最終閲覧日:2024-08-08)
2)公益財団法人長寿科学振興団体,2024-08,「認知症予防のための食事とは」,健康長寿ネット,(https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyou-shippei/yobou-nichi-shokuji.html,最終閲覧日:2024-08-08)
3)島田裕之,2019-10,「第4章 認知症の予防 4.運動の視点から」,公益財団法人長寿科学振興団体 刊行物,(https://www.tyojyu.or.jp/kankoubutsu/gyoseki/ninchisho-yobo-care/h30-4-4.html,最終閲覧日:2024-08-08)