出前講座を実施しました(城南公民館)
今回、城南公民館で城南地域にお住まいの方々を対象に、体力測定会と「体力低下とフレイル」というテーマで講話を実施しました。

フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間に位置する段階で、加齢に伴い筋力、認知機能、栄養状態などの心身の活力が低下した状態を指します。1)
フレイルの進行を放置すると、転倒・骨折、うつ状態、社会的孤立などを引き起こし、将来的な要介護リスクが大幅に高まることが知られています。
今回の講話では、日本老年医学会が提唱するフレイルの定義や診断基準に基づき、フレイルの兆候や分類を解説し、参加者にご自身の現在の状態を見つめ直していただく機会を提供しました。

体力測定では、握力、開眼片足立ち、歩行速度など、フレイル評価にも活用される指標を用いて個別に測定を行い、結果に基づいたフィードバックや運動習慣改善のアドバイスを提供しました。
特に、フレイル予防の三本柱である「栄養(バランスの良い食事)」「運動(筋力維持・転倒予防)」「社会参加(孤立防止)」の実践方法については、具体例を交えながら丁寧に説明を行いました。
参加者からは、「自分の体の状態を客観的に知ることができてよかった」、「日々の生活の中でできる予防法が分かった」など、多くの前向きな感想が寄せられました。
今後もこのような活動を継続し、地域の高齢者の健康寿命延伸と介護予防に貢献してまいります。
引用文献、参考HP
1)健康長寿ネット フレイルとは
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/about.html
2)厚生労働省「健康寿命の延伸に向けた取組」