健康運動教室を実施しました
2024年9月12日(木)東吉塚公民館で『はつらつ会』が行われ、健康運動指導講座を実施いたしました。東吉塚地域にお住まいの10名の方々にご参加いただきました。
今回は「熱中症予防について」というテーマで講演をいたしました。具体的には、熱中症の症状やどのような環境でなりやすいのか、また、熱中症にならないための予防策についてお話しをし、最後は皆様と一緒に夏バテ予防体操で腕と足を大きく動かしながら体操を行いました。
総務省によると、2022年度の全体の救急搬送された熱中症患者の内、その内54%は65歳以上となっています。また、救急搬送された高齢者の約50%は自宅から要請があったとの報告¹⁾があり、日常生活における発生が多くなっています。特別変わったことをした訳ではなくても、注意を怠ると熱中症になってしまう場合があります。そのため、夏バテによる食事量の低下や筋肉量の低下を防ぎ、熱中症になりづらい体づくりが重要となってきます²⁾。
今回の講話や運動内容を自宅で実践して頂き、暑さに負けない体づくりを目指していただき健康維持に役立てていただけたらと思います。
次回の健康教室は令和6年10月10日に実施予定となっております。
ご興味がありましたら当院のリハビリテーション科までご連絡ください。
連絡先:092-621-3706 リハビリテーション科
【参考文献】
1)内閣府,「〈特集〉高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査(2)」,令和4年版高齢社会白書(概要版),(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/html/gaiyou/s1_3.html,最終閲覧日:2024-09-12)
2)村上友太,2024-04-04,「【医師監修】夏バテの症状7選と今からできる予防法を徹底解説」,セゾンの暮らし大研究,(https://life.saisoncard.co.jp/health/medicalcare/post/c412/,最終閲覧日:2024-09-12)